日本アカデミー賞の話を聞いて、ふと思い出したこと
最近、日本アカデミー賞が発表されました。賞を獲った映画の賛否両論様々を見て、もう何年も前の「百円の恋」を思い出しました。
「日本アカデミー賞」といえば、今でも私が真っ先に思い浮かぶのは、この作品です。
佳品という立場では良く似ていて、大手映画会社の配給はなく、東京では「テアトル新宿」、「アップリンク」などの ミニシアターでの上映で、当初はそれほど、期待された作品ではありませんでした。
私も、公開当時映画館に足を運んで見ました。内容に圧倒されましたが、華があるわけでもないので、そんなに広く知られる映画にもならないではないのかと思っていました。
何年かして、主演の「安藤サクラ」さんが、優秀主演女優賞にノミネートされた時は、だからほんとにほんとに嬉しかったです。
優秀作品賞
優秀監督賞 武正晴
優秀脚本賞 足立紳
優秀主演女優賞 安藤サクラ
優秀助演男優賞 新井浩文
※ 敬称略。 その後、 主演の安藤サクラと脚本の足立紳は最優秀に選ばれた。
アカデミー優秀賞受賞を記念して行われた凱旋上演が、当時テアトル新宿で行われました。
次からは、上映後の様子です。主演の安藤サクラ さんの明るさがこのチームの雰囲気を象徴してました。
バラバラなようで統一されてるかのような不思議な雰囲気でした。
全員で。
カメラマンの指示で、監督と主演は戦っていますが、それ以外はバラバラです。何故か、絵画の「最後の晩餐」を私は思い出しました。
監督・主演・脚本のビッグ3の揃い踏み。